こんにちは。このたびはホームページを御覧いただき、誠にありがとうございます。


おだふれあいクリニックの理念

人の心に光を灯す診療を実践する


ミッション(使命):

診療を通じて多くの方々に元気と勇気を提供し、地域の未来を明るくする。

ビジョン(将来像):

医院にかかわる方々から信頼され、親しまれるクリニックを目指す。

バリュー(大切にする価値観):

●貢献

 来院された方の不安を安心に、絶望を希望に変える診療を実践する。

 職員にやりがいと誇りを抱かせる職場環境をつくる。

 
●成長

 来院された方の良きアドバイザーになることを目指し、向上心をもって自己研鑽に努める。


●つながり

 医院にかかわる全ての方との御縁を大切にして、笑顔になっていただける対応を実践する。

 
●誠実

 常に素直さと謙虚さをもって行動し、感謝し感謝される心をもつ。

 

 

私は富山県富山市で学歴主義の厳格な父と穏やかな専業主婦の母との間に長男として生まれました。小中高校時代を千葉県野田市で過ごしましたが、学歴主義の父の影響が強く、学業の成績が悪いときはよく父から叱責を受けていました。一方で走ることが好きで、小学校のマラソン大会では学年でベスト10以内に入れる脚力がありました。また野球が好きで、プロ野球観戦をしたり、放課後は友達とよく草野球をしていました。

 

高校受験の前日、体調を崩して体調不良のまま第一志望の高校を受験しましたが不合格でした。やはり父から厳しく叱責され、千葉県柏市の芝浦工業大学柏高校に進学しました。私は中学受験も失敗していたため、大学受験は失敗できないと背水の陣のような気持ちを抱き、高校時代は部活動を行わず予備校に通いながらひたすら受験勉強に励んでいました。



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とある日、高校の現代社会の授業で環境問題が取り上げられ、水俣病が発生した背景やフロンガススプレーによるオゾン層破壊から紫外線による健康被害のリスクを知り、環境問題に関心を抱くようになりました。一方、自宅の近くに医院があり、風邪をひいたときによく受診していました。院長先生は御年輩の方でしたが、いつも穏やかで叱ることは一度もなく、病気を治すという医療の尊さを感じ、何となく医療に対して憧れを抱いていました。

 

父は大学法学部を卒業して長らく銀行に勤務し文化系の人間でしたが、私は父と違う道を進みたいと考え、理科系を志望しました。農学部の環境学科に進んで環境問題に関する仕事を目指すのか、医学部に挑戦して医師を目指すのか、大学受験の本番まで絞りきれず、富山医科薬科大学(現富山大学)の医学部と東京農工大学の環境学科(現環境資源科学科)を受験したのですが、有難いことに両方とも合格できました。

img_directorその後、両親からは「織田家で医者になった者はいない。絶対に医者になった方がいい。」と言われました。私自身ももし受験に失敗して浪人したら再度医学部受験に挑戦したいという思いがあり、医療に対する憧れからもあり医学の道に進むことを決めました。印象的だったのは、あれだけ厳格で厳しかった父が大喜びして仕事から帰宅し、私の100倍喜んでいる姿を見たことでした。そして「この医学部合格は自分のお陰だと思ってはいけない。多くの人の支えがあって成しえたことだ。」と父から言われたことでした。それまでは成績が悪いと叱責ばかりする父に対して反発心があり、父とは違う道を志したわけですが、実は私の知らないところでかなり支援してくれていたことを後から知りました。ピンチに陥った時に最後まで本気で守ってくれるのは親だけだという格言がありますが、今振り返ってみてもまさにそうだと感じます。

 

大学4年生になり循環器内科の講義を受けた際、循環器疾患に興味を抱くようになり、講師の先生から「循環器内科医は心臓を専門としない医師からも頼りにされる。外科医は手術の前に心臓が大丈夫なのかと心配するから」といわれ、循環器内科医にやりがいを感じ、医学部を卒業後に大学病院の循環器内科に入局しました。その後富山県や岐阜県の関連病院で研鑽を積み、30歳半ばで大学病院に戻り、主に循環器診療を行いながら研究活動や若手医師の教育などに携わりました。

 

40歳を迎えた年に、ふと自分がなぜ医師を志したのかを振り返った時、子供の頃千葉県野田市に住んでいた時の近くの開業医の姿が浮かびました。元々地域医療にも関心があり、患者さんや地域の方々により近い位置で診療できるのが開業医だと考え、富山市のクリニックに転職し、開業医として診療しながら開業医に求められる様々なニーズを学びました。その時、勤務先が訪問診療にも注力しており、私もたまたま訪問診療を担当することになったのですが、訪問先の患者さんや御家族が「よく来てくれました」とすごく喜ばれ、こんなに喜んでもらえるんだと興味を抱き、群馬県の在宅医療を専門とするクリニックで訪問診療のノウハウを学び、在宅医療に対応できる医院をつくりたいと考え、平成28年11月にここ富山市鍋田で開業に至りました。

 

外来診療では、日々様々な健康上の不安や悩みを抱えられ患者さんが受診されますが、当クリニックの理念に掲げているように私たちは単に診療をするだけでなく、診療を通じて患者さんの不安を安心に、絶望を希望にかえることを目指して日々診療に当たっています。そして、来院された方々と心でつながり、感動を共有し、笑顔になっていただけるようなクリニックを目指しています。

 

まだまだ発展途上のクリニックではありますが、地域の方々から信頼され、親しまれる組織として成長できるよう、今後も歩んでまいります。

おだふれあいクリニック
織 田 慶 孝

 


院長の経歴

院長織田 慶孝(おだ よしたか)
出身地富山県射水市
出身大学富山医科薬科大学(現富山大学) 平成9年卒業
勤務歴富山大学付属病院
富山県済生会富山病院
富山県済生会高岡病院
社会保険高岡病院(現JCHO高岡ふしき病院)
黒部市民病院
岐阜県飛騨市民病院
富山協立病院
医療法人社団桜風会 東岩瀬クリニック
あいファミリィクリニック太田(群馬県太田市)
専門医日本内科学会認定 総合内科専門医
日本循環器学会認定 循環器専門医
日本老年学会認定 老年病専門医 
おだふれあいクリニック 〒930-0831 富山市鍋田17番10号 TEL.076-451-8828 FAX.076-451-8838
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